クルティカル

先日、火の点いていないタバコを「ギュッ」と腕に押しつけられ「ビックリした?」というジョークに「うん」と答えた。
しかし、もしも本当に火の点いたタバコを「ジュッ」と押しつけるような子だったら好きになってしまってどうしようもない(エスとかエムとかいう血液型信者は読まなくていいよ)。
エキセントリックなハーフと過去に知り合いだったけど、彼女には外国人の彼氏がいたし(対面した時、わたしは彼を見上げるかたちになった)、彼女の気を向かせようと影響されてマイケミのTシャツを買っていたら今頃激痛の黒歴史になっていただろうから、まぁそれはそれでよかった。

どうしようもない。

タバコを押しつけられてヤケドしたわたしの腕は、化膿して死に至るのだった。ああそれはあの醜い感情のメタファーであって……。