ろれつが回らない

あれからなんとなしにらくだのタバコを吸っているけれど、未だになんで自分こんなものをやっているかがよく解らない。アルコールほどゲレゲレでなく、カフェインほどヒヒヒ気持ちが良いワケでもない。まだ依存している心地もないから「バカッ!」と付き合っている彼女に叱られる、というかバレる事もないだろう。

カッコがつかない。
――ので、まだジッポーライターは買っていない。半分あれを持ちたい大義名分が欲しいために始めたようなモンだが、何が何やらワケがわからなくなっている気もする。反面、ハードボイルドに憧れて無理して飲んでたウイスキーは段々あの甘さがいとおしいと思うようになってきて、駅の鏡でカッコをつけてから北方謙三のベストアルバムみたいな短編集を買った。そしたらのっけからチンポの皮を剥くだの剥かないだのといった話であった。

最近は( ・ω・)
人に借りを作ってばかりいて、つい先日もプロデューサーをやってる友人から枕営業のアイドル(S.Y)を紹介してもらったり、デヱトで高級中華料理を食べに行った際にさりげなく奢ろうとすると財布へ五千円札をぶちこまれたりして、ひょっとしてわたしは可哀想な人に見られてるんじゃないかしらん??と勘ぐると、知人から「後者の場合はお前に借りを作りたくないだけじゃね」と言われてああ参ったね、と、このエピソードを何度話したことやら、あまりにも毎回同じパターンになるから夢を見たような錯覚に陥る。