中華街、その後

国際線の展望デッキで眺めた余韻が案外残っている。パイロットになったかもしれない女のこと、など。
もう一日置いておけば、という『たられば』に引きずられることもあれば、全ては妖精の粉のようなものであるし、ガチャガチャにした酒を飲んで、見るものも見たら、こんなバカをやってはいられないと思うこともある。袖丈を気にするよりも明らかにそうだし、今じゃ趣味も生活も合いそうにない。