まごころを、君に

あなたがこのまま不誠実に生きるならば末にはそれらがハネ返って孤独死だ、それでもいいのかと友人に訊かれ、首を振って刻んでみたはいいが、やっぱり自分は薄情なやつであるらしい。もしくは言い訳するなら言語感覚が違うんだよって、こうしたニュアンスだってどうせわかってもらえると思わない。こんな感じで。

はじめから自分はそのうち嫌われるだろうという卑屈を抱えたまま付き合うのは、きっと失礼にあたるんだろうね。俺のジンクスはあの二人をそっくりそのまま指している。
復讐心は未だに消えず、他人の痛覚は大げさに解釈するほか鈍感で、車にしろ、神事にしろ、キックにしても、どうしてこれほど興味が無いのかわからない。自分が他人から愛されるとは思わない。エヴァンゲリオンで描かれた父親のその最後のせりふは、あの監督なりの責任だったのではないか??