ともさかりえの夢を見た

大抵の予定は不在であって、宅急便の受け取りなんかで居なきゃいけない日は不本意である。そういう週を迎えてしまったら、夜を探して、踊ることもなく、視線も会わずに飲むとしたら、やっぱりそういう場所が向いてないのかと思う。
社交界としての散髪がひと月かふた月に唯一で、あとは歩きながら目を閉じる、まどろむくらいが理想的だ。自分と他人を一度に考えるのは、ここしばらくない。

ドロドロになって送ったメッセージを恥ずかしくなって取り消した。
現時点での会計を考える。飲めば正解を思い出す。こともある。君が密かに好きな女はいつか知らない男と結婚する……だからあまり気にする必要はない。