パメのアーラー

季節の病が無ければサイコー。起床時の気温は1℃。最高気温は11℃。一万円を拾う夢を見た。
長い空白のうちぼくは働き始めて、一人称さえ変わる。アイドルは変わらず抱かれに抱かれて、口から語り出すそれについてもただあーうんうんと頷くことがある。ぼくはその一万円を誰が落としたのかをわかっていた。こんなの何の意味もないのに、啓示や皮肉を汲み取ろうとする。XXXX。だんだんウンザリしてきた。つまらない。空虚。空洞。言葉が気持ちを呼び寄せる。そして抜けていく。すべてが無意味。

――ということを知らないうち知らない場所で相談されていたらしく、ンギャーグォーと頭を捻ってはみたものの、コンテンツの人間性を感じられないまま、出さない手紙の返事は無いまま、ひと月前の花は枯れていく。コップは腐らないけど割れることがある。発酵した香水。宅急便の再配達を依頼した、差し当たってそれ以上。