目玉の裏側

振り返ると飲まない日のほうが少ないことになっていた。それだけ人と会うことが多かったと考えれば悪くない。知らない人とやれたらなおいい。一日中ビールを飲んでいた日は、もう少しで人間らしくなれたかもしれない。久々に会えば驚くだろう。オレはあまりにも太ったからな。

呪いのようなものが依然としてあるが、あれを人生の整理のようなものと考えて、まったくそういうつもりじゃないと言っても卑屈である。
田舎の人たちが無闇におもむきを殺してしまうのは文化レベルが足りないせいだし、もっと詩的な言葉があればいいけど……実際のところそんなものばかり撮ってどうするんだと思う。