シャンボード

のんびりとした休日を過ごした。
東京の南には緩やかな時間が流れていて……まあどうでもいいんだけど改札前で通俗にギャッてなることもあまりなさそうですし、ともかくこの場所に憧れを抱くのは単なる地方の片田舎に生まれた呪いなのか、どうなんでしょうね。

喧騒のない店で呑み、猟師が営むバーに行ってみると女将さんが涼しい顔で鳥の羽をむしっている。自分にはこんなことできないな……と思ったけれど、なんでもないと思えばなんでもないのかもしれない、多くのことは(とはいえケチって鹿も鴨も食べずにワインとチーズだけいただいた)。